みんなでつくる素敵な世界

すべての人が自分の得意なことで人助けして互いにそれがかみ合った世界ができたら素敵と思ってます。

とうとう介護をする歳になったようです

数か月前から、父がアルツハイマー認知症になりました。

話にはよく聞く、トイレでうんこを壁になすりつける行動はいままでのところなかったですが、便座にうんこをなすりつける行動はしょっちゅうで、そのたびに便所掃除をやっていました。

おもらしも常にしている感じで、おむつは必須です。おしっこだけでなく、うんこももらすので、そのたびにお風呂でおしりを洗ってあげなければなりませんでした。

本人は、もうお風呂に自分で入るということもできない状態になっているので、うんこを漏らした時も洗ってあげる必要があるのです。

つくづく、世の介護士さんたちが、すごい仕事をされているんだなぁと尊敬しました。

父は失語症という、言葉を話せない症状もでているので、コミュニケーションがとれません。なんとなく、これがほしいのか、これをしてほしいのか、というのを想像しながら相手をしないといけない状態です。

 

先日、38度の熱が1週間続いて下がらないので、救急車を呼びました。38度くらいなら病院連れていけばいいじゃないかと思うかもしれませんが、父は歩くこともできなくなっているのです。どこかに連れていくのはとても大変なので、救急車を泣く泣く呼びました。結果的に、父は、肺炎をおこしていて、そこから膿がでてきていた症状でした。抗生物質をしばらく投与して、肺炎は改善しました。その後、歩けないので、リハビリを行っていましたが、歩けないのは肺炎になる前からなので、おそらく治らないと思っています。認知症の方からくる症状なので。

肺炎が治ったので、救急医療は終了ということで、現在リハビリ病院に転院して、リハビリを行っています。歩けるようになることが目標のようですが、正直に言うと歩けるようになると、自宅で介護することになるので、母と僕は治ることを望んでいません。このまま治らないで、施設に移って今生を全うしてもらいたいと思っています。

 

介助をしていた日々はとてもストレスであの生活が戻ってくると想像しただけで、嫌になります。(時々、介護に疲れた子供が親を殺す事件が発生しますが、あれは子供の側の気持ちはとてもわかります。もちろんそんなことを僕は実行しませんが・・・。)たとえあるけるようになったとしても、認知症ですからボケてきているので状況はさらに悪化していきます。だから自宅介護はせず、施設介護を母も考えているのです。お金がかかるのが難点ですが、母は施設介護でケアマネージャーの方と相談しながら、話を進めています。

 

早く亡くなってくれると助かるのですが。。。
認知症になった人を介護する方は、きれいごとをいってられません。