みんなでつくる素敵な世界

すべての人が自分の得意なことで人助けして互いにそれがかみ合った世界ができたら素敵と思ってます。

愚痴りたい気持ちが湧き出さないように

自分のことを振り返って、愚痴が生じるってなぜだろうと考えてみました。 愚痴を言いたくなる状況に出くわすからで、その状況とは自分が不快に思うようなこと。 では、自分が不快に思う対象と距離をおけば愚痴は生じなくなりそうです。 リアルでは、自分を不快に感じさせそうな対象と距離を置いたり、不快感を与えてきそうな他の誰かと距離を置くことは、難しいこともしばしば。距離を置くにしても、誰からみても避けているとか、拒否し続けていると気づかれると、今度は角が立って、その様に対して批判を受けることになりかねないので、よろしくないでしょう。

愚痴が生じないようにするのに必要なのは下記かなと受け止めました。

  • 自分が気持ちよく感じない対象(人・モノ・できごと)との接点を可能な限りなくすこと。
  • あからさまに避けたり拒否したりするのではなく、どうしても発生する接点は平静を装って対応し、周囲の人たちから自己中心的な印象をもたれて、不快に感じさせないようなバランス感覚を大切にすること。

誰にどう思われようと自分はかまわないという、強い心をもっている人も沢山いらっしゃると思うのですが、周囲の人たちに不快な気持ちをさせないように配慮することは大切なことだと個人的には思っています。

ここまでは割りとすぐにたどり着くのですが、リアルだと自分と関わる対象と距離をおいたり、全く関わらない形にすぐできるわけではありません。だから、人は考えるのをやめてしまいます。状況はどうにもならないのだと諦めて鬱々とした気持ちで毎日を過ごしてしまうのかもしれません。 最近流行りの、自分を変えなければ相手を変えることはできないという考え方にも関係してくるところで、考えてみます。

今いる自分の環境ではすぐどうこうできるようなことではないと感じたら、自分をどう変えれば(進化させれば)いいんだろうと考えてみます。

たとえば、今いる職場でどうしても接点を減らしたい同僚と一緒に仕事をしていて毎日が憂鬱な場合、まずは自分の受け止め方に問題があるのか、第三者の上司に話を率直に聞いてもらうのが最初にとる行動だと思います。

上司が相手の振る舞いに問題があると判断すれば、上司から相手の問題ある振る舞いを是正してもらえるよう配慮してもらいます。自分に問題がある場合は指摘されたことが『確かにそうだな』と思えることなら改善して自分を成長させます。自分を変えなくてはいけないフィードバックを耳にするのはココロがきゅーっとなりますが、大切なことです。願わくば、上司が中立な心でフィードバックをしてくれる人だと嬉しいですね。フィードバックが感情的になったり批判的なものだと、受け取る側も素直に受け取ることが困難になってきます。逆に、誰かにフィードバックを求められた時は、相手の成長のための建設的なフィードバックを渡すために、受け取りやすい伝え方を心がけたいものです。

相手に問題があって上司が対応しても改善が見られない場合は、いよいよ自分のストレスの増加傾向が著しくなります。次に取る行動は以下かなと思います。

  • 距離的に近いだけでとてもストレスを感じているはずなので、デスクワークならば座席移動を希望し、フィールドワークならば相手と違う場所で仕事をさせてもらえるよう上司に頼んでおきます。例えば座席移動なら、すぐに移動できなくても全体の席移動が発生した時に、上司が座席レイアウトに配慮してくれると思います。

  • 自分の仕事を、その相手と一緒にする必要のない、他の仕事の担当にしてもらえるよう頼んでみます。 すぐに変えてもらえなくても、何か他に仕事が出てきた時に優先的に回してくれるかもしれません。

座席移動も、他の担当に変えてもらうこともままならない場合、自分で他の仕事を作ってしまうという手もあります。誰の担当でもない、でも誰かがやってくれたらみんなが助かるような、スキマ(隙間)仕事ってどこの会社でもあると思うのですが、それらのうちの1つか2つを率先してやるようにします。それを続けているとみんなから感謝されるだけでなく、そのスキマ仕事が周囲に認知されるようになると自分がその仕事(ある程度時間と手間のかかるスキマ仕事がベターです)をやってくれているから、他の仕事の負担を少し減らそうということになる可能性もあります。そうなると、関わることが負担だった相手と一緒にしていた仕事を担当から外してもらえるかもしれないですし、そうなれば仕事の割り振り調整を通して、違和感なく苦手な相手と距離をもつことが実現できます。

この時、スキマ仕事は自分が嫌なことであれば引き受けないことが大切です。『みんな嫌がるけど自分は全然負担に感じないからこれくらいやっちゃうっ♪』 みたいな、そんなスキマ仕事を自分のものにしてください。

なかなか気がつけないことなのですが、自分が何の負担も感じずにやれているそれは、他の人達にとってはとても負担なことであるかもしれないのです。みんなが嫌がるのに自分は全然平気なそれは、普通なことではなく、自分の強み・秀でた能力が活かされてることで普通に思えているだけなのです。

もし、今日までこれに気づかずに生きてきたとしたら、是非、今この時点から、自分が気づかずに自分の強み・秀でた能力を活かしてやっていたことを見つけてください。これは仕事だけでなく、プライベートでも活かせる大切な視点です。

今回は仕事面で、愚痴を言いたい、愚痴を言いたくない、愚痴を言いたいけど、となった時に、将来同じ状況にならないようにするにはどうしたらいいかを考えてみたのでした。

カフェで独り時間を作って自分を見つめ直してノートに書いて考えるのもお勧めです。僕はその時間好き(´ω`)

f:id:lightasthirdeye:20170203144131j:plain

ノート書くのも好きですがその話はまた別の機会に。この本、参考になりますよー(´ω`)

モレスキン 人生を入れる61の使い方

モレスキン 人生を入れる61の使い方