みんなでつくる素敵な世界

すべての人が自分の得意なことで人助けして互いにそれがかみ合った世界ができたら素敵と思ってます。

嫌な気持ちにさせられた時

自分の身の回りで起こることに対してイライラするのは、自分の価値観にそぐわない事象が起こったり、他人からされたりするからかもしれません。

 不快さを感じる理由

 たとえば、『自分は相手に良かれと思ってやってあげたのに、相手から感謝の意も感じられなかったり、こちらが困っている時に助けてもらえない』ということがあった時、『前に困ってると思ってやってあげたのになんなんだよっ』、と思うのではないでしょうか。

もし自分だったら、『前に助けてもらったことがあったから、自分も将来何かあったらこの人を助けてあげなきゃ、お返しの意味もこめて』と思っているかもしれません。

『私は彼氏のことを大好きだから彼氏を最優先してあげたい』と思う人は、逆に言うと、『自分だったら彼氏を最優先してくれているのだから、彼氏も私を最優先にしてくれるはず』と思うかもしれません。でも、彼氏は友達を最優先してしまい彼女を2番目の優先度で振舞うかもしれません。そうすると私は好かれていないのかな・・・って不安になるでしょう。

自分がやってあげたことと同じことをやってもらえることは自分の中の常識なだけで、そう決めてしまっているのは自分です。他人は各々の価値観の世界で生きているのでそれを理解して受け入れない限り、ずっと苦しい世界で生きていかなくてはなりません。

 固まりすぎた自分の価値観が自分を苦しめる世界を作っている

つまり、それが自分の価値観です。誰しもがそのように感じているわけではないかもしれないことを理解することが大切と思います。自分の価値観ががっちり固まっている人は、他人も同じように考えていることが正しく、違う考えの人は間違っていると固く信じてしまいます。価値観というのは今までの長い人生の中で経験したことが元になって作られるので、その経験を通して学んだことだから間違いないと強く信じます。それはある程度の年まではそれでうまくいくかもしれません。その価値観を元に軸を作って生きるから強く生きてこれたでしょう。

しかし、途中で事情が変わるのではないでしょうか。さまざまな人が経験することは各々違うので価値観は人の数だけ存在します。完全合致の人と出会えることはなかなかないでしょう。

冒頭で記述した、『自分が助けてあげたから自分も助けてもらえるはず』、『彼氏を最優先にしているから彼氏も彼女を最優先にするはず』では自分の価値観の基準に照らし合わせると、『私は大切にされていない』と感じることになるので相手に対して不快な気持ちになります。時には怒りの感情が沸くでしょう。

もし、自分がイライラすることが多いと気がついたのであれば、自分の価値観を手放す時期がきているのかもしれないと受け止めてみることをお勧めします。いろんな価値観が世の中にはあることを理解している人は、他人や目の前の事象によって不快になることは少ないと思います。感情も安定であり続けると思います。

 つらさを感じる世界を抜けるには価値観を手放してあげる

不快な気持ちになった時は、相手や目の前で起こる事象に対して、自分のどんな価値観があるために、自分は不快に感じているのだろうとじっくり自分を見つめてみてください。自分と対話をしてみてください。

自分ががっちり固めている価値観に気がつけたら、なぜそのような価値観を自分は大切にしているんだっけ?と過去を探ってみてください。

 記憶をたどって理由がわかったら、その時の自分の状況や気持ちを『よくわかるよ、大変だったね』とかみしめてください。

その価値観ができた理由はわかったけれども、その価値観に執着する必要はもうないのだと自分で認識すれば、少しずつその執着を手放せると思います。

 執着を手放すコツ

もうひとつ、執着を手放すコツですが、他人や自分に起こる事象について、目の前を流れ行く風景を傍観するようにするといいと思います。ひとつひとつに対して過敏に反応することなく、胸のうちの感情を安定させて傍観し続けるのです。自分になにか悪いことが起こったとしても感情を安定させて傍観し、それに対してどう振舞えばいいか考え淡々と処理することです。

感情的になるということは価値観が自分の中にあるので、価値観にそぐわないために自分が大切にされなかったと判断して感情が反応するということです。感情的になったり不快さを感じた場合は価値観に執着している自分が自分の中にいると気がつけると思います。 

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幸せを感じる条件

今までに転職を3回してますが、その度に何を基準にして次の職場を決めるかじっくり考えました。有名な大手企業に入社したいとか、仕事のやりがいとか、サラリーとか、仕事が楽な方がいいなどいろんな基準が人それぞれあると思います。その基準が自分の人生において幸せを感じるための条件と一緒だなぁと気が付きました。

20代の頃はサラリーが上がることが最優先でそこに自分のモチベーションの軸がありましたが、30代後半に差し掛かるとサラリーを無理にあげることより、自由な時間がたくさん作れることが大切と感じるようになりました。

もちろん、食べるのにも自分の好きなことをするためにもお金が必要なので、自由な時間がたくさんあるだけではダメで収入と自由な時間のバランスが大切です。若いころは『自由な時間<収入』と収入の方が優先度が高かったですが、今は自由な時間を削ってまで収入をあげたいとは思わないのです。

僕にとっての『自由な時間』とは、通勤時間が限りなく短い、自分の都合に合わせて在宅勤務がOK、残業が少ない、ふとやりたいことが頭をよぎった時に時間的な制約が少ない状態であることなどです。

他にも今の仕事はグローバルチームで行っているので、日本時間の定時にUSの同僚にここまでやったからここから先を進めてほしいとリクエストすると翌朝までにやれるところまでやってくれています。翌日、その続きを僕は進めるといった形で、仕事の効率化をあげられるので、ここでも時間の節約ができて自分の時間を作ることにつながってきます。これができなければ自分が残業して自由な時間を仕事に回さないといけないループにはまります。

これは『自由な時間』を最優先とする僕の場合ですが、もし、まだ自分が幸せを感じる条件を自分で見つけていなければ、一度自分が『ワクワクすること』、『他の人はやるのが苦痛らしいけど自分は苦もなくやっていられるということ』を紙に書きだしてみてください。書き出したそれを眺めていると、自分でも気が付かなかった自分が大切に感じていること、心地よいと思うこと、幸せを感じる条件が見えてくると思います。

自分のことって自分で意外と知らないものです。まだやったことがないようでしたら、ひとりになれる時間を作って是非試してみることをお勧めします(*´▽`*)

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はじめに。

初めまして。『らいと』と申します。

自分が普段当たり前のようにやっている工夫した振る舞いや考え方、他の人から受けとる言葉の受け止め方など、ここではシェアしていきたいと思っています。

7、8年くらい前にスピの感覚が芽生えたのですが、その感覚から始まった作法も書いていきたいなと思っています。スピの耳にすると抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょうし、がっつりスピの話にせず、誰でも受け止められる伝え方ができたらいいなと思っています。